
2011年02月24日
ソフトバレーボール
ソフトバレーボールの基本的なルールを紹介します。
ソフトバレーボールは、1チーム4人の競技者が親しみやすい軟らかいボールを床に落としたり、反則することなくネットをはさんで攻防を繰り広げ、そのラリーに勝ったチームが得点する方法で勝敗を決定するというバレーボールと同じスポーツである。また、生涯を通じてバレーボールを楽しむことができることを願って考案されたもので、次のような特長を持っている。
(1) ボールをソフト化することによって、バレーボールの最も重要な基礎技術である「パス」が、安全で、しかも容易にでき、誰でも、いつでも、どこでもできるというバレーボールの特長が、一層明確になるように工夫されている。
(2) 既存の施設、用具(バドミントンコート・支柱・ネット)の活用で、手軽に競技することができる。
(3) 「発展性に乏しいため、とっつきやすいがすぐ飽きてしまい余り普及しない。」という軽スポーツの持つ一般的な短所を改善し、男女別、年齢、体力、経験、技術等のレベルに応じて、単純な基礎技術による初歩的なゲームから、複雑な応用技術や各種の作戦、戦術を駆使した高度なゲームまで、多様な楽しみ方ができて奥行きが深い。
(4) ゲーム中、すべての競技者に対して等しくプレーするチャンスが用意されている。
(5) 正規の6、9人制の長所を活かしているため、バレーボールの素晴らしさに触れ、リード・アップ・ゲームとして活用できるとともに、ソフトバレーボールそのものを独立した競技として楽しむことができる。
用具
(1) 協会制定ソフトバレーボール(重さ210g±10g、円周78cm±1cm)
(2) ソフトバレーボール専用ネット(幅80cm)
(3) ソフトバレーボール用支柱(高さ2m、またはバドミントン支柱と補助ポール)
(4) アンテナ(1m)
(5) 得点板
コート
バドミントンコートの外側ラインを利用する。さらにその外側2mの範囲で、フリーゾーンを設ける。
ネットの高さは2mとする。
≪方法≫
人数
1チーム4名(交替競技者を他に4名まで置くことができる)
進め方
(1) トスで勝ったチームがサービスかコートのいずれかを選択する。
(2) ゲームはサービスから開始され、両チームはボールを自陣コート側に落とさないようにし、ネットを越して互いに打ち合う。
(3) 得点はラリーポイント制で、サービス権に関係無く、どちらかのチームの得点となる。
(4) 各セットは15点先取制とする。14対14になったらジュースに入り、その後2点勝ち越したチームがそのセットの勝者となる。ただし、得点は17点で打ち切られ、1点差であっても17点を先取したチームは勝者となる。
(5) コートはセットごとに交替する。第3セットはトスによりコートを決定し、いずれかのチームが8点先取したときに交替する。そのときのサービス権は移行せず、交替時のまま続行する。
勝敗
3セットマッチ制で、2セット先取したチームが試合の勝者となる。
サービス
(1) サービスは、バックライトの位置にいる競技者が行う。
(2) サーバーは、自陣コートのエンドラインの後方のサービス・ゾーン内から、片方の手または腕でボールを打ち、相手側コート内に入れる。(ジャンプサービスの場合は、踏み切ったときの足の位置がサービス・ゾーン内であること)
(3) サービスは1回しかできない。(ネットに触れて相手側コートに入ったサービスは失敗であり、やり直しとはならず、相手チームの得点となる)
(4) サービスが打たれる瞬間、両チームの競技者は、定められた各ポジションに位置していなければならない。
(5) 第2セット開始のサービスは、第1セット開始時に行わなかったチームが行う。第3セットはトスによって決める。
打球回数
(1) ボールは、3回以内の打球によって相手側コートに返す。(パスの途中などでボールがネットに触れても、打球回数の特例はない)
(2) ブロックによる、ボール接触は1回に数えない。(ブロック後の1回目の打球は、ブロックを行った競技者を含んで、誰にでも許される)
(3) 同一チームの2人の競技者が同時にボールに触れた場合は、1回と数える。(この場合、いずれの競技者も引き続いて打球することができる)
ポイント
以下の場合、相手チームに1点を与え、サービス権を持っているチームは、さらに相手にサービス権も与える。
(1) ローテーション順を誤ってサービスを行ったとき。(サービスの誤り)
(2) サービス・ゾーンの外でサービスを行ったとき。《フット・フォールト》
(3) サービスが行われた瞬間に、競技者が正規のポジションに位置していなかったとき。《アウト・オブ・ポジション》
(4) サービスしたボールが、ネットあるいはアンテナに触れるか、相手方競技者に触れずにボール・アウトになったとき。または、サービスをするためにトスしたボールを打たなかったとき。《サービス・フォールト》
(5) サービスされたボールをブロックしたとき。(ブロックの反則)
(6) サービスされたボールをアタック・ヒットしてそれが完了したとき。(アタック・ヒットの反則)
(7) 打球回数がブロックを除いて最大限3回を越えたとき。《オーバー・タイムス》
(8) 明らかボールが止まるようなプレーがあったとき。《ホールディング》
(9) 同一競技者が、明らかに2回続けてボールを打球したとき。《ドリブル》(ブロック後、および2人の競技者が同時に打球した後は、どの競技者が続いて打球してもよい。また、チームとしての第1回目の打球時は、1つの動作中のものであれば、身体の2カ所以上に連続して当たってもよい)
(10) イン・プレー中に、身体や衣服などがネットやアンテナに触れたとき。《タッチ・ネット》(ボールをプレーしようとしていないときに触れた場合は、反則とならない)
(11) 相手方コート上にあるボールに触れたとき。《オーバー・ネット》
(12) センターラインを完全に踏み越したとき。《パッシング・ザ・センターライン》(足または手の一部分がラインに触れているか、その真上に残っている場合は、許される)
(13) 以下の場合ボール・アウトとなる。
1) ボールがコート外に落下するか、またはコート外の物体に触れたとき。
2) ボールがアンテナのみに触れたとき。(アンテナとネットに同時接触した場合は、サービスを省きボール・アウトにならない)
3) ボールが支柱とコート面に同時に触れたとき。(支柱だけへ接触した場合は、サービスを省きボール・アウトにならない)
4) ボールが2本のアンテナ、またはその想像延長線の間を通過しなかったとき。
5) ボールがネットの下を通過して相手方コートに入ったとき。
競技者の位置と移動
(1) サービスが打たれる瞬間、各競技者は定められたポジションにいなければならない。
(2) サービス後は、どのように移動してもよく、アタック・ブロックなど、ポジションによるプレー上の制限はない。
(3) サービス権を得た時は、直ちに時計の針と同じ方向へ、メンバーの位置を1つずつ移動する。《ローテーション》
(4) セット開始前なら、競技者のポジションを、前のセットと変更してもよい。
タイムアウト
(1) 競技者交替のタイムアウト
ボールがデッドのとき、各チームは競技者交替のタイムアウトを、1セットにつき4回以内(1セットの合計4名以内)でとることができる。ただし、コート内にいる競技者は、チームの構成で定められた年代の規定を満たしていなければならない。
交替競技者は、1セットに1度だけスターティング・メンバーと交替して競技に参加できるが、競技から退く場合は同じ競技者としか交替できない。
(2) 休息のタイムアウト
ボールがデッドのとき、各チームは休息のタイムアウトを1セットにつき2回、30秒までとることができる。
(3) セット間のタイムアウト
セット間に、3分間のタイムアウトを置く
ソフトバレーボールは、1チーム4人の競技者が親しみやすい軟らかいボールを床に落としたり、反則することなくネットをはさんで攻防を繰り広げ、そのラリーに勝ったチームが得点する方法で勝敗を決定するというバレーボールと同じスポーツである。また、生涯を通じてバレーボールを楽しむことができることを願って考案されたもので、次のような特長を持っている。
(1) ボールをソフト化することによって、バレーボールの最も重要な基礎技術である「パス」が、安全で、しかも容易にでき、誰でも、いつでも、どこでもできるというバレーボールの特長が、一層明確になるように工夫されている。
(2) 既存の施設、用具(バドミントンコート・支柱・ネット)の活用で、手軽に競技することができる。
(3) 「発展性に乏しいため、とっつきやすいがすぐ飽きてしまい余り普及しない。」という軽スポーツの持つ一般的な短所を改善し、男女別、年齢、体力、経験、技術等のレベルに応じて、単純な基礎技術による初歩的なゲームから、複雑な応用技術や各種の作戦、戦術を駆使した高度なゲームまで、多様な楽しみ方ができて奥行きが深い。
(4) ゲーム中、すべての競技者に対して等しくプレーするチャンスが用意されている。
(5) 正規の6、9人制の長所を活かしているため、バレーボールの素晴らしさに触れ、リード・アップ・ゲームとして活用できるとともに、ソフトバレーボールそのものを独立した競技として楽しむことができる。
用具
(1) 協会制定ソフトバレーボール(重さ210g±10g、円周78cm±1cm)
(2) ソフトバレーボール専用ネット(幅80cm)
(3) ソフトバレーボール用支柱(高さ2m、またはバドミントン支柱と補助ポール)
(4) アンテナ(1m)
(5) 得点板
コート
バドミントンコートの外側ラインを利用する。さらにその外側2mの範囲で、フリーゾーンを設ける。
ネットの高さは2mとする。
≪方法≫
人数
1チーム4名(交替競技者を他に4名まで置くことができる)
進め方
(1) トスで勝ったチームがサービスかコートのいずれかを選択する。
(2) ゲームはサービスから開始され、両チームはボールを自陣コート側に落とさないようにし、ネットを越して互いに打ち合う。
(3) 得点はラリーポイント制で、サービス権に関係無く、どちらかのチームの得点となる。
(4) 各セットは15点先取制とする。14対14になったらジュースに入り、その後2点勝ち越したチームがそのセットの勝者となる。ただし、得点は17点で打ち切られ、1点差であっても17点を先取したチームは勝者となる。
(5) コートはセットごとに交替する。第3セットはトスによりコートを決定し、いずれかのチームが8点先取したときに交替する。そのときのサービス権は移行せず、交替時のまま続行する。
勝敗
3セットマッチ制で、2セット先取したチームが試合の勝者となる。
サービス
(1) サービスは、バックライトの位置にいる競技者が行う。
(2) サーバーは、自陣コートのエンドラインの後方のサービス・ゾーン内から、片方の手または腕でボールを打ち、相手側コート内に入れる。(ジャンプサービスの場合は、踏み切ったときの足の位置がサービス・ゾーン内であること)
(3) サービスは1回しかできない。(ネットに触れて相手側コートに入ったサービスは失敗であり、やり直しとはならず、相手チームの得点となる)
(4) サービスが打たれる瞬間、両チームの競技者は、定められた各ポジションに位置していなければならない。
(5) 第2セット開始のサービスは、第1セット開始時に行わなかったチームが行う。第3セットはトスによって決める。
打球回数
(1) ボールは、3回以内の打球によって相手側コートに返す。(パスの途中などでボールがネットに触れても、打球回数の特例はない)
(2) ブロックによる、ボール接触は1回に数えない。(ブロック後の1回目の打球は、ブロックを行った競技者を含んで、誰にでも許される)
(3) 同一チームの2人の競技者が同時にボールに触れた場合は、1回と数える。(この場合、いずれの競技者も引き続いて打球することができる)
ポイント
以下の場合、相手チームに1点を与え、サービス権を持っているチームは、さらに相手にサービス権も与える。
(1) ローテーション順を誤ってサービスを行ったとき。(サービスの誤り)
(2) サービス・ゾーンの外でサービスを行ったとき。《フット・フォールト》
(3) サービスが行われた瞬間に、競技者が正規のポジションに位置していなかったとき。《アウト・オブ・ポジション》
(4) サービスしたボールが、ネットあるいはアンテナに触れるか、相手方競技者に触れずにボール・アウトになったとき。または、サービスをするためにトスしたボールを打たなかったとき。《サービス・フォールト》
(5) サービスされたボールをブロックしたとき。(ブロックの反則)
(6) サービスされたボールをアタック・ヒットしてそれが完了したとき。(アタック・ヒットの反則)
(7) 打球回数がブロックを除いて最大限3回を越えたとき。《オーバー・タイムス》
(8) 明らかボールが止まるようなプレーがあったとき。《ホールディング》
(9) 同一競技者が、明らかに2回続けてボールを打球したとき。《ドリブル》(ブロック後、および2人の競技者が同時に打球した後は、どの競技者が続いて打球してもよい。また、チームとしての第1回目の打球時は、1つの動作中のものであれば、身体の2カ所以上に連続して当たってもよい)
(10) イン・プレー中に、身体や衣服などがネットやアンテナに触れたとき。《タッチ・ネット》(ボールをプレーしようとしていないときに触れた場合は、反則とならない)
(11) 相手方コート上にあるボールに触れたとき。《オーバー・ネット》
(12) センターラインを完全に踏み越したとき。《パッシング・ザ・センターライン》(足または手の一部分がラインに触れているか、その真上に残っている場合は、許される)
(13) 以下の場合ボール・アウトとなる。
1) ボールがコート外に落下するか、またはコート外の物体に触れたとき。
2) ボールがアンテナのみに触れたとき。(アンテナとネットに同時接触した場合は、サービスを省きボール・アウトにならない)
3) ボールが支柱とコート面に同時に触れたとき。(支柱だけへ接触した場合は、サービスを省きボール・アウトにならない)
4) ボールが2本のアンテナ、またはその想像延長線の間を通過しなかったとき。
5) ボールがネットの下を通過して相手方コートに入ったとき。
競技者の位置と移動
(1) サービスが打たれる瞬間、各競技者は定められたポジションにいなければならない。
(2) サービス後は、どのように移動してもよく、アタック・ブロックなど、ポジションによるプレー上の制限はない。
(3) サービス権を得た時は、直ちに時計の針と同じ方向へ、メンバーの位置を1つずつ移動する。《ローテーション》
(4) セット開始前なら、競技者のポジションを、前のセットと変更してもよい。
タイムアウト
(1) 競技者交替のタイムアウト
ボールがデッドのとき、各チームは競技者交替のタイムアウトを、1セットにつき4回以内(1セットの合計4名以内)でとることができる。ただし、コート内にいる競技者は、チームの構成で定められた年代の規定を満たしていなければならない。
交替競技者は、1セットに1度だけスターティング・メンバーと交替して競技に参加できるが、競技から退く場合は同じ競技者としか交替できない。
(2) 休息のタイムアウト
ボールがデッドのとき、各チームは休息のタイムアウトを1セットにつき2回、30秒までとることができる。
(3) セット間のタイムアウト
セット間に、3分間のタイムアウトを置く
Posted by ぱ~ん at 21:21│Comments(0)